
社内研修として活用できる!
管理職・現場向け『職場のパワハラ防止研修』
パワハラの具体例、適切な指導・マネジメントの仕方 ― 最新情勢と実例を踏まえた必須の25ポイント
セミナーNo.23-10822
“パワハラ防止法”の施行により、全ての企業にパワハラ防止措置が義務化されました。企業ごとに対策が進む中で、パワハラ事例の傾向にも変化が見られ、「怒鳴る」「暴言を吐く」などの典型的なケースは減少傾向にあるものの、イライラ・ピリピリした雰囲気を醸し出して周囲のメンバーや職場環境に影響を与えたり、所作や話し方で相手に精神的負荷を与えてしまうようなケースが増加しています。また、パワハラという言葉が一人歩きして、管理職が指導をためらってしまうケースも続いています。このような中で、企業は、法律と厚労省ガイドラインに基づいた正しい理解の共有と、最新の傾向に即した社員教育の実施が求められています。
本セミナーは、各社の現場向け社内研修に使えるコンテンツとして、ハラスメント問題に詳しい労働法専門(経営側)の弁護士が、最新の実例を踏まえた解説・研修を行います。「管理職」「一般社員」への研修のために、「経営層」「人事・総務」の理解深化のためにぜひご活用ください。
対象 | 社員研修を担当される人事・労務ご担当をはじめ、管理職および一般社員全般 | |||||||||
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開催日時 |
2023年8月28日(月) 13:30~16:30
※Web配信(オンデマンド型)のお申込みはこちら |
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会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
石嵜・山中総合法律事務所
パートナー 弁護士
橘 大樹 氏
略歴
慶應義塾大学法学部法律学科、一橋大学法科大学院卒業。2008年弁護士登録(第一東京弁護士会)。専門分野は労働法(企業側)。訴訟・労働審判・団体交渉等の紛争対応のほか、長時間労働対策、労基署対応、セクハラ・パワハラ、休職、人事賃金制度の変更など、人事労務に関連する様々な法律相談に対応している。各種講演、セミナーへの登壇実績多数。
主著
「パワハラ防止ガイドブック」(経団連出版)、「労働時間管理の法律実務」「改正労働基準法の基本と実務」(中央経済社)ほか。
講義内容
- 第1章 プロローグ
- 1 社員の健康を守る労働法 ― 平成12年最高裁判決
- 2 サステナビリティと労働環境 ― コーポレートガバナンス・コード改訂
- 第2章 なぜ、企業はハラスメントを防止しなければならないか?
- 3 企業は黒字でなければ生き残れない
- 4 パワハラは「組織のために良かれ」と思って行われる
- 5 上司が萎縮して指導を躊躇してしまう問題
- 第3章 法律・指針に基づく正しいパワハラ理解【定義】
- 6 パワハラの法律上の定義を知ろう
- 7 優越的な関係:上司−部下が典型だがそれに限られない
- 8 業務上必要かつ相当な範囲を超えて:厳しい指導はパワハラか?
- 9 就業環境が害される:本人がパワハラと感じたらパワハラか?
- 第4章 パワハラ言動の具体例を知りたい
- 10 厚労省指針に見る該当する例/しない例
- 11 パワハラと指導の境界線はどこにあるか
- 12 指導目的でもパワハラになるか? − 東京高裁平27.1.28判決
- 13 問題行動に対する注意はパワハラか? − 東京地裁平20.4.25判決
- 14 他の社員が見ている前で叱ったらパワハラか?
- 15 最新版・やってはいけないNG言動集
- 第5章 パワハラのケース判断【ケーススタディ】
- ~各設問への回答と解説
- 第6章 管理職として適切なマネジメント(本当のパワハラ問題)
- 16 明確なパワハラ言動はないが部下を病ませる上司
- 17 "今"の管理職に求められるコミュニケーションの取り方
- 18 部下を病ませる言い方・態度とはどのようなものか?
- 19 厚労省指針・報告書が指摘するパワハラの「要因」とは?
- 20 部下側の姿勢も大事
- 第7章 セクハラ・マタハラ・カスハラ・SOGIハラ
- 21 強制わいせつはセクハラではない。セクハラの正しい理解とは?
- 22 「性別役割分担意識に基づく言動」もセクハラである
- 23 マタハラ言動の防止も法律上の義務
- 24 カスタマーハラスメント(顧客からの/顧客へのハラスメント)
- 25 SOGIハラとは何か?
- 第8章 研修のおわりに
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。